サックス吹きのフレックス退社

音楽知識についてわかりやすくをモットーに発信しているブログです!

<今日の一曲>2021/01/26『動物の謝肉祭』より「カンガルー」

皆さんこんにちは!

このブログの筆者のドミトリーです!(^^)/

 

実は毎日が何かしらの記念日!

私のTwitterでは、そんな毎日の記念日に合わせて毎日曲紹介をしています。

 

ここでは、Twitterの文字数制限により発信できなかった情報や、選定までの苦労を発信していきたいと思います。

 

ーーー簡単な自己紹介ーーー

私は現在とある一般サークルのバンドで指揮者をしています。

しかしこれまで音楽の勉強を真面目にやったことがない「愚か者」でした。

ドラッカーの本を読んで、これを猛省し、現在は音楽の勉強をするようになりました。

ここでは音楽初心者から経験者まで、ご自身の音楽活動に役立つように、私が勉強したことをわかりやすく発信していきます!

 

dormitory0108.hatenablog.com

 

2021年1月26日(火)

今日は「オーストラリアの日!」でした。

 

今から232年前の1788年の今日、イギリス人がオーストラリアに上陸したということで制定されたらしい。

オーストラリアのフリー素材地図 | 世界地図

 

そんな日に紹介した今日の一曲は

サン・サーンス作曲『動物の謝肉祭』より「カンガルー」

オーストラリアの国獣はカンガルーということでチョイス。

 

『動物の謝肉祭』は他にも様々な動物がモチーフになっており、子供向けのクラシックとしてもよく使われる。

中でもとりわけ白鳥は超有名。

サン・サーンスと『動物の謝肉祭』については過去記事にまとめているので、そちらもどうぞ(#^^#)


さて、「オーストラリアの日」の曲紹介。

意外にも苦戦した。

 

オーストラリアと聞いて最初に思い浮かんだのはオーストリアである。

この記事を読んでいるあなたもそうでしょう?

 

次に思いついたのはシドニーのオペラハウス。

見た目がめちゃくちゃかっこよくて世界遺産にもなっている。

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シドニー・オペラハウスの外観

 こんな立派なオペラハウスがあるくらいだし、オーストラリアにも著名な音楽家がたくさんいるはず!!

 

と思い、検索していたら昼休みが終わってしまった。

 

結果として、オーストラリアには著名な音楽家がいなかった。
もちろん何人かの名の知れた音楽家はいるが、少なくとも、オーストラリアと言えば

この人というのはいない。

オーストリアでいうベートーベンモーツァルトなど、即答できるような作曲家はいないのである。

 

それじゃあ先住民の音楽はどうかというと、それもいまいちパッとしない。

アボリジニの音楽と現代の音楽が合わさって何か進化したものになっているということもない。

アメリカでいうと、黒人のブラックミュージックとチェコ音楽を組み合わせた『新世界より』が大成功しているが、そういうのはない。

まぁドボルザークが凄すぎただけかも、、、

 

何かあるはずと、ネットの海を潜ったが、ここまで調べて私の昼休みは終わってしまった。

オーストラリア、すまん。

 

仕事帰りに改めて「オーストラリア」と言えば?と考えたところ、カンガルーとコアラを思いついた。

あのオペラハウスがなければ、このくらい昼休み中に十分思いつけただろうに。。。

 

オーストラリアはもともとイギリスの犯罪者の流刑地だったらしい。

しかも、原住民のアボリジニたちはそのイギリス人に虐殺されてしまい、力づくの植民地化だったんだとか。

 

初上陸した1778年のクラシック音楽は、まだまだ貴族中心の文化。

流刑になるような人には音楽の文化がなかったのかもしれない、、、

 

そう考えると、オーストラリアで音楽が栄えなかったのもうなずける。

オーストラリアもいろいろ大変なんだなぁと勉強になりました。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今日の一曲を通して色々な知見が増えてきました。

明日はどんな知識が増えるのか。(#^^#)

 

 

それでは次回の記事でまたお会いしましょう!お楽しみに!!!

 

 

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<過去記事紹介>

 ようこそ吹奏楽の世界へ!ということで、各楽器の魅力を紹介しています。

希望通りの楽器になった人は自分の楽器がもっと好きに、希望と違う楽器になった人は、自分の楽器の知らない魅力に気が付くかもしれませんよ(^^)/

 

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