サックス吹きのフレックス退社

音楽知識についてわかりやすくをモットーに発信しているブログです!

ドミトリーってどんな人?ドミトリーのプロフィール

初めまして(^^)/

ミュージックディスカバリーの執筆者ドミこと、ドミトリーです。

 

ここではドミトリーっていったい誰?

ドミトリーってどんな人なの?

 

といった疑問にお答えしたいと思います。

いわゆる自己紹介というやつですね。

 

これを読めば

・私が長いこと音楽に携わっておきながら実は音楽に詳しくなかったこと

・そんな奴がなんでこんなブログを始めたのか

について知っていただけると思います。

 

本文まる分かり!⇓見出しです。

 サックス歴12年のアマチュア指揮者。だけど音楽の勉強したことない。

私が初めて音楽に触れたきっかけは中学で吹奏楽部に入ったことです。

当時すでに姉が吹奏楽部に入っており、その影響で私も吹奏楽部に入りました。

 

そこからかれこれ12年サックスを吹いています。

 

高校生になるとサックスだけに飽き足らず、学生指揮者にまで手を出し、

今でも社会人バンドでサックスを吹きながら指揮者を務めています。

 

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私の相棒(YAS-875EX)

 

そんな私ですが、大変お恥ずかしいことに、

 

指揮者をしていながら真面目に音楽の勉強をしていませんでした。

 

勉強もしてないやつが指揮台に立ってあーだこーだ言っていた訳です。

 

今考えると大変な愚か者です。


しかし、当時の私はこれでも「指揮者」としての仕事や、音楽について真面目に向き合っているつもりでした。

どうして勉強もしていないのに、真面目に向き合っているなどと思っていたのでしょう?

 

それには私の中学時代での成功体験に理由があります。

 

私を愚か者にしたコンクールの全国大会

私は恩師に恵まれ、中学時代には音楽の甲子園といわれる夏のコンクールで
全国大会に出場することができました。

 

当時大変お世話になった恩師は、国立音大をサックス専攻で卒業した方であり、サックスと音楽についてはずば抜けたスキルを持っている方でした。


吹奏楽における夏のコンクールは1448校の中学校から3校しか出場できないという非常に狭い門です。当時私のいた九州地方は中学校の数が多く、特に厳しかったです。

 

どのくらい狭いのかと言いますと、

 

甲子園出場よりも狭い門なのです!
(甲子園の場合640校のうち7校)

 

正月も盆休みも楽器を吹き、先生からの様々な愛のある「ご指導」に耐え抜いてやっと達成した偉業でした。
(社会人となった今思い返すと、先生をしながら毎日の部活動の指導をしていた先生も凄過ぎます!!!)

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中学生時代の私は、恩師の言う言葉の意味を理解することに全力を注いでいました。

 

例えばこんな感じのことを言われるわけです。 

ロングトーンは音程が全くぶれず、なおかつ音の出だしから完全に音が満たされていなければならない」

「音程の跳躍があるときは低い音のほうを大きく吹かなければならない」

「音はホールの一番奥にいるお客さんに届くよう、遠くに息を飛ばすイメージで」

などなど、、、

 

私は恩師の言葉を自分なりになんとか解釈しながら、必死に練習に励みました。

その結果、私のサックススキルはめきめき上達し、ついには甲子園よりも狭き門である吹奏楽コンクールの全国大会出場を達成したのです。

 

この素晴らしい経験が私を愚か者にしてしまった真犯人です。

 

 

中学時代の知識を使って大活躍!!だけど何かもの足りない

中学生のころに培った音楽知識とサックススキルで高校、大学、社会人と吹奏楽で私は大活躍しました。

 

私はみんなに楽器がうまいとほめてもらえることが嬉しくてたまりませんでした。

 

そんな私の練習は中学時代と同じように、

ほとんど毎日楽器を吹き、恩師の教えの通りに練習を行うというものでした。

私はこのやり方でずっと成功し続けていました。

 

高校からは指揮者も務めるようになりました。

中学時代に言われたことを必死に思い出しながら、自分なりの解釈でみんながどうやったら楽器がうまくなるのかを考えながら指揮棒を振っていました。

大学まではこのやり方でうまくいっていたのです。

 

でも大学までが限界でした、、、

 

私が22歳を超え、社会人バンドに入ったころです。

社会人バンドでも私のサックススキルは十分に買ってもらえるもので、即戦力として活躍することができました。

 

そして、これまでの成功経験から得た自信から、バンドの団長に「私を指揮者にすればどんなにこの団がよくなるものか」と熱烈にアピールしました。

 

団長は私の熱意を買って私を指揮者に任命してくれたのです。

 

私は大学時代と同じように、恩師に言われたことを思い出しながら、必死に指揮棒を振り、皆がうまくなるようにと毎日練習を行っていました。

 

しかしなぜか全くうまくいかないのです。

いつも何かが物足りないと感じていました。

 

 

物足りない理由を当時の私は以下のように考えました。

「中学時代の恩師の教えを私が忘れてしまったからにちがいない」と。

 

忘れてしまったものはもう仕方がありません。

その後もしばらくは、恩師の教えを思い出そうとしましたが、結局だめでした。

 

音楽の上達方法について、当時の私は「部活動時代に先生に教えてもらったこと」しか知りませんでした。

 

先生からは「楽器がうまくなりたかったらCDを聴いて毎日練習しろ」と刷り込まれており、それまではそのやり方で十分うまくいっていましたから、うまくいかないのは自分の練習が足りないからだとずっと思っていました。

 

私は膨大な時間練習するというやり方で全国大会に出場という偉業を成し遂げてしまったがために、他の上達方法について全く考えなくなってしまったのです。

 

その結果、12年も楽器をしておきながら、まともに音楽の勉強もしていない指揮者が完成したというわけです。

全国大会出場化から約10年。私は愚か者なっていたのです。

 

私を変えたドラッカーの言葉

さて、日々の練習に物足りなさを感じもんもんとしていたある日、私はある一冊の本と出合いました。

それがドラッカーの『プロフェッショナルの条件』です。

 

 

 この本の中では、

目まぐるしく変化の中で成果を上げるためには「継続学習」が重要である

と書いてあります。

 

私はこの言葉にハッとしました。

 

過去の栄光を信じ、全く勉強してこなかったがために、

周囲の変化に取り残されて私は失敗している

のだと気が付きました。

 

よくよく考えると当たり前のことです。

 

私は自分の年齢以上に楽器を続けている人たちに向かって、恩師が中学生に向けて指導していた内容を使って指揮棒を振っていたのです。

 

大人相手に絵本を使って勧善懲悪を説くようなものですね。

これではうまくいくはずもありません。

 

中学生と大人ではやり方を変えるべきだったのです。

 

 

一から音楽を勉強しようと決意!

私は今後も音楽活動を続けたいですし、変わらず様々な場面で活躍したいと思っております。

しかし、変化の多いこの時代に、10年も前の恩師の知恵だけで渡り合っていくことは不可能です。

 

ではどうするか?

 

私は一から音楽を勉強することに決めました。

この勉強は生涯にわたってすることになるでしょう。

 

そもそも、私の恩師は国立音大という立派な音大で音楽の知識を身に着けていたからこそ、中学生の私たちに正確なアドバイスができたのだと思います。

 

恩師が音大の先生と同じように当時中学生の私に楽器を教えていたのなら、私はとうに楽器を捨て、別の人生を歩んでいたと思います。

 

勉強内容を発信するのが当ブログの狙い

音楽の勉強を始めるにあたって、

せっかくならブログにその情報をわかりやすく解説して発信していこうと思いました。

というのも、音楽についての情報は大体が専門的でわかりにくいものが多く、なかなか読む気にならないからです。

 

なので当ブログは

「音楽の勉強をしようとしても何から始めたらよいかわからない」

「楽器がもっとうまくなりたい」

「音楽についてもっとたくさん知りたい」

「レッスンの先生が言ってることがよくわらない」

といった方々には打って付けです。

 

ちなみに当ブログ「ミュージックディスカバリーの由来は

勉強を通して新しい音楽を発見しようという私の意気込みから名付けました。

 

 

現在吹奏楽をやっている人にも、学生時代にお世話になった恩師の言葉のみを頼りに音楽活動しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

私個人の感覚ですが、とくに楽器のスキルが高い人ほど、学生時代のやり方をルーティンとして大事にしている方が多いような気がします。

 

そんな素敵なスキルを持った方が、今後私とおなじような挫折を味合わないためにも、

どんどん情報発信していきますので、よろしくお願いいたします。

 

大変長くなりましたが、私の自己紹介は以上です。

ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。

 

新しい音楽をたくさん発見していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。