サックス吹きのフレックス退社

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<今日の一曲>2021/02/01 ドビュッシー作曲『12のエチュード』より 7.半音階のために

皆さんこんにちは!

このブログの筆者のドミトリーです!(^^)/

 

実は毎日が何かしらの記念日!

私のTwitterでは、そんな毎日の記念日に合わせて毎日曲紹介をしています。

 

ここでは、Twitterの文字数制限により発信できなかった情報や、選定までの苦労を発信していきたいと思います。

コンサートのネタ探しや、音楽の小ネタ集めにどうぞご活用ください。(#^^#)

 

ーーー簡単な自己紹介ーーー

私は現在とある一般サークルのバンドで指揮者をしています。

しかしこれまで音楽の勉強を真面目にやったことがない「愚か者」でした。

ドラッカーの本を読んで、これを猛省し、現在は音楽の勉強をするようになりました。

ここでは音楽初心者から経験者まで、ご自身の音楽活動に役立つように、私が勉強したことをわかりやすく発信していきます!

 

dormitory0108.hatenablog.com

 

2021年2月1日(月)

今日は「2分の1成人式の日」でした。

 

成人となる二十歳の半分の10歳は一つの節目。

記念に写真を撮ろうねということで、子供向け写真スタジオのスタジオアリスが制定。

2月1日は「2分の1成人式の日」となりました。

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そんな日に紹介した今日の一曲は

ドビュッシー作曲『12のエチュード』より 7.半音階のために

10歳と言えば小学4年生くらい。

当時「大人の年齢の半分かぁ」とか思った覚えはありません。(笑)

 

「今日は友達と何のゲームしよう」

としか考えていなかったですね。

 

とはいえ、親にとってみれば大きな節目。

七五三の次に10歳の写真を撮っておくというのは、ちょうど良いタイミングなのかもしれません。

 

なんか今日の内容薄いなと思いました?

実は今日も曲探しに難航したのです。。。

 

2分の1成人式と聞いて、最初に浮かんだのは「10歳」というキーワード。

楽家の中には若くして成功した人も多いから、10歳で有名な曲を書いている人もそれなりにいるだろうと思って、検索を始めました。

 

最初に思いついたのが昨日も紹介したシューベルト

シューベルトの『野ばら』や『魔王』は若くして書いていたイメージがありました。

 

調べてみるとそれぞれ18歳の作品。

10分の9成人といったところで、今日紹介するにはふさわしくないです。

18歳でも確かにすごいのだけれどね、、、

 

次に思いついたのはメンデルスゾーン

パパパパーンで有名な結婚行進曲が入っている『真夏の夜の夢』もめちゃくちゃ若かったイメージです。

 

調べてみると17歳の時の作品。

微妙に2分の1に近づいたけど、まだまだ成人式に近い年齢でふさわしくないです。

17歳であれ書くのもたいがいすごいけど、、、

 

そして次に思いついたのはモーツァルト

モーツァルトは神童と呼ばれていたから、小さいころから曲を書いているに違いない!

 

調べてみるとモーツァルトは何と5歳から作曲をしている!!!!

モーツァルトの作品には作曲順に番号が付けられているケッヘル番号というものがあり、その番号でおおよその作曲時期を推測できます。

 

ではモーツァルトが10歳の時のケッヘル番号はいくつかというと、「K.22~K.23」。

あの有名な『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』はK. 525で31歳の時の作品。

『ジュピター』はK.551で32歳。

他にもだいたい有名どころはケッヘル番号3桁台です。

 

ケッヘル番号2桁の曲は、存在はしているけどあまりに無名なので、今回は見送りとしました。

 

ここで、お昼休みが終了。

今日の一曲探しは仕事終わりまで持ち越しとなりました。

 

頭をリセットして、今度は2分の1に着目しました。

 

音楽で半分と言えば、「半音」

半音と言えば今日のこの曲、ドビュッシーの半音階のエチュードです!!!

となったのです。

 

と思ったのですが、、でもね、これ思ってたやつと違うんですよ。💦

 

僕が思ってた曲はショパンの『黒鍵のエチュード』でした。

半音階ならリードの『半音階のギャロップ』の方がポピュラーですね。

お恥ずかしいミスです。

 

でも、ドビュッシーの『12のエチュード』も大変いい曲でした。

「運指は自分で探すこと」と記しておきながら、「6.八本の指のために」では「親指を使わない方が望ましい」とコメントしていて、音楽指導にありがちな理不尽さを感じることができました。(笑)

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

今日は意外にも曲紹介が難航しましたが、おかげでまた新しい知見を得ることができました。

 

それでは次回の記事でまたお会いしましょう!お楽しみに!!!

 

 

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