<今日の一曲>2021/02/04 「ぷよぷよ」アコール先生の連鎖ボイスの秘密
皆さんこんにちは!
このブログの筆者のドミトリーです!(^^)/
実は毎日が何かしらの記念日!
私のTwitterでは、そんな毎日の記念日に合わせて毎日曲紹介をしています。
ここでは、Twitterの文字数制限により発信できなかった情報や、選定までの苦労を発信していきたいと思います。
コンサートのネタ探しや、音楽の小ネタ集めにどうぞご活用ください。(#^^#)
ーーー簡単な自己紹介ーーー
私は現在とある一般サークルのバンドで指揮者をしています。
しかしこれまで音楽の勉強を真面目にやったことがない「愚か者」でした。
ドラッカーの本を読んで、これを猛省し、現在は音楽の勉強をするようになりました。
ここでは音楽初心者から経験者まで、ご自身の音楽活動に役立つように、私が勉強したことをわかりやすく発信していきます!
2021年2月4日(木)
2月4日!今日は #ぷよの日!
— ドミトリー (@dormitory0108) 2021年2月4日
そんな #今日の一曲 は
ヘンデル作曲『オンブラ・マイ・フ』
ぷよぷよにはアコール先生というキャラクターがいて、ぷよを消すたびに音楽用語を言ってくれます。
その中で一番聞くのは「ラルゴ」
ということでこの曲。#ゆにの日https://t.co/E0xDqAuQRy
今日は「ぷよの日」。
「2(に)」と「4(よん)」のごろ合わせで「ぷよ」ということ言ことで、セガが制定。
2月4日は「ぷよの日」となりました。
そんな日に紹介した今日の一曲は
ヘンデル作曲『オンブラ・マイ・フ』
可愛い彼女はぷよを消すたびに音楽用語を言ってくれます。
特に「ラルゴ」はよく言うので、ぷよぷよ中、私はこの曲を連想せずにはいられません。
『オンブラ・マイ・フ』は別名「ヘンデルのラルゴ」と呼ばれているくらい「ラルゴ」界では有名な曲です。
しかし楽譜には「Larghetto.」(ややラルゴで)と表記されており、厳密にはラルゴの曲ではありません。
まぁ、細かいことは気にすんなってことですね。(笑)
ちなみにラルゴは「ゆっくりと」と解釈する人が多いと思います。
しかし、本場のイタリアでは速度についての意味はなく、横幅が広いことを指す言葉です。
ズボンがぶかぶかの人を見て「ラルゴだね」といった使い方。
たっぷりと横に広がることで、速度も遅くなるというのが、ラルゴのもともとの意味です。
この曲を書いたヘンデルは、モーツァルトやバッハが活躍する古典音楽よりの前、1700年初頭のバロック時代の音楽家です。
堅苦しく、耳なじみの悪い音楽が主流だった時代に、親しみやすい曲を書き、大変人気になりました。
『調子のよい鍛冶屋』がとくに有名で、今でも演奏されています。
アコール先生の連鎖ボイスの秘密
さて、話は「ぷよぷよ」に戻って、アコール先生は連鎖をするとほかにもさまざまな音楽用語を言ってくれます。
耳慣れない音楽用語ですが、意味を知っている人からするとある秘密が分かるのです。
リストにするこんな感じ
10連鎖と15連鎖の言葉は音楽と無関係ですが、他はすべて音楽用語です。
この連載ボイスに隠されている秘密とは、ずばりアコール先生の教育方針です。
勘のいい人はお気付きかもしれませんが、連鎖数が増えるにつれてテンポがどんどん速くなっていきます。
ラルゴは♩=40~50くらい
アンダンテは♩=60~80くらい
アレグロは♩=112~150くらい
プレストは♩=160~190くらい
それに加えて、ちょいちょいフェルマータを挟んできます。
フェルマータはもともと「一時停止」の意味で、イタリアではバス停のマークとしておなじみです。
音の途中で一時停止するので、結果的に「その音を長く伸ばす」ことになります。
最初はゆっくりと丁寧に、慣れてきたら快活にそしてさらにどんどん速く。
でも時には一休み。
というアコール先生の飴とムチの教育方針がこの連鎖ボイスに隠されているのです。
アコール先生のような、ちょっとSっ気があるけど時にはフェルマータしてくれる先生だったら勉強も楽しくてしょうがないだろうなぁ。(*'▽')
なお、この解釈は一個人である私の解釈のなので、信じるか信じないかはあなた次第です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは次回の記事でまたお会いしましょう!お楽しみに!!!
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